2週間休みがあったのでやったこと

総評

まとまった休みをとって誘惑なく勉強に集中できるのはとても良かった。

また、普段は優先度があげられなかったり、誘惑に時間をとられてしまって進まないようなことに時間をかけられて良かった

あと2kgやせた。病院食は1日に1750kcal しか取れないのだ(コンビニは我慢した)。

どうして休みがあったか

深くは語りませんが、2週間入院することになり、仕事も有給をとりました。

仕事しない、感染対策のために誰とも会えない、ご飯は出てくる、となり、絶好の勉強タイミングだったわけです。

もちろん治療なので、2週間を毎日使えたわけではないのですが、ただ休みを取った時よりも誘惑が少なく、集中しやすい状態でした。

勉強

技術書

データ指向アプリケーションデザイン

データ指向アプリケーションデザイン を読み切りました。 2022/10から読み始め、もともと5章まで読んでいたので、残りの7章を読み切れました。

日本語版だと全660ページあり、かなり分厚いです。 輪読会で動機付けしたり、こういった時間がとれるタイミングがないと読み切れなかっただろうと思います。

内容は、データベースの概論に触れつつ、分散システムにおけるトランザクションやシステム構成をじっくり解説されています。 正直、読んだだけでは60%も理解できているかは怪しいです。 業務で分散システムに触れたり、分散DBについて雑談する機会があったので、その経験がなかったら何を言ってるか、それがどれだけ重要なことか、想像がつかなかったと思います。

もっとアプリケーションについて深堀するものと思っていましたが、想定よりもデータベースに寄った内容でした。分散システムの難解さに触れることができて楽しかったです。

MIT DB 講義資料

MIT のDatabaseの講義がyoutubeで無料で見れるのをご存じでしょうか。 講義資料も無料で、これを2022/4頃に全部ダウンロードしてkindleに突っ込んで読み始めてました。

技術書ではないですが、無料で手に入る上に短くエッセンスが詰まっていて勉強になりました。 なお、DB基礎の講義の講義資料なので、上の『データ指向アプリケーションデザイン』と60~70%くらいは重複した内容です。

全てかぶっているわけではなく、序盤はpagingなど、物理ストレージに近い処理の話もあります。

なお、youtubeの動画は見てないです。じっと人の話を聞くというのが苦手なので...

ちなみに、youtubeのリンクは2019のプレイリストを張っています。2022版もありますが、2019の方が好評らしいです。好みだと思いますけどね。

競技プログラミング勉強

これは休みに入る前からの日課なので、休みがあったから、というわけではないですが。

LeetCodeのDaily Problem 1問と、AtCoder 典型90問を1問。 1日2問は解くようにしています。

ブログ

年末に翻訳しようと思っててやりきれてなかった記事をかけた。 詳細は該当記事をぜひ。

振り返り・レジュメ作成

二年に満たないキャリアを振り返って、レジュメを書いてた。

レジュメを書くというのは良い契機で、自分がどんなインパクトを出せているか、を振り返ることができた。

そもそも英語版のレジュメはどう書けばいいか、とかも調べた。転職如何にかかわらず、普段から常時最新に保っておきたいと思うのだが、なかなか優先度があげられない。

読書

ストーリーが世界を滅ぼす

ストーリーが世界を滅ぼす―物語があなたの脳を操作する 陰謀論がなぜ信じられるか、物語戦争

長かった。 昨年夏に購入

日本のシン富裕層

日本のシン富裕層 なぜ彼らは一代で巨万の富を築けたのか (朝日新書) 最近は twitter から引っ張る

アニメ

サマータイムレンダ

夏のキャッキャウフフなアニメかと思ってたら全然違った。若干ホラーでもある

評判良かったのもうなづける

哲学的なテーマもあり、今のAIが諸々できる時代にも通ずる問いかけがあるように感じた。 ネタばれしたくないので深くは書けない。

サイコパス

何度も見たことあるが、Amazonプライムで見れたのでもう一度みてしまった。 虚淵さんがガンダムを担当しているので、その関連で無料になったのかもしれない。

物語や劇の引用がやはりおしゃれ。かっこいい。

やはり思考停止せずに命は燃やして生きていきたいなと思う作品。

余談: 現代人が入院するときにあるとよいもの

コロナ化で面会ができない病院も多いです。現代版ということでメモしておきます

あってよかったもの

  • 耳栓
    • これが書きたかったまである
    • CanDoのスパイラルタイプのやつがよかった
      • つけやすい。両手の自由が利くとは限らないので、つけやすさは大事
    • 個室でも、夜に救急車などいろんな音が聞こえるので、あって損はない。
    • 大部屋だと、他の患者さんの診察とか丸聞こえなので
    • 繊細じゃない人はいらないとは思う
  • 有線イヤホン
    • 私は無線イヤホンは長時間つけてたり片耳だけつけてると耳が痛くなったり気持ち悪かったりするので
      • 病院で無線イヤホンの不要な電波を飛ばすのも申し訳ないですし。影響はまず0だとは思いますが
  • 長めのコードの充電器。1m あれば十分だとは思う
    • コンセントが遠い、かつベッドから動きやすいとも限らないので
  • SIMをさせるPC
    • 元々持ってたので持って行ったが、良かった。
    • 病院にwifiはあったが、開発等の使用に耐えるかは不明
  • 長めの本
    • 分厚い本を一冊持っていくと、読み切るぞ、って気分になるのでおすすめです。
    • 入院の場合、可搬性はそんなに考慮しなくてよいので、kindleよりもおすすめ。
    • 寝ころがってる時間が長い人はkindle のほうが良い
      • 私は両方持ってって両方使いました。
    • スマホでも暇はつぶせますが、ずっと眺めてるのは色々よくないでしょう。
  • 爪切り、電動髭剃り
  • 現金
    • やっぱりキャッシュレス対応してないところも多いですね

なくてよかったもの

  • たくさんの着替え
    • 病院によるので要確認ですが、洗濯乾燥機が患者でも使える場合があるので。
    • 洗濯をする場合は使い切りタイプの洗剤を持っていくとよいです
  • ストロー
    • 水吸いを持参したので最低1つは必要だったのですが、回復後は水吸い使わなかったので、たくさんは不要でした。場所はとらないのでどちらでもよいですが。

やってよかったこと

  • 入院前の散髪
    • 入院期間や内容にもよりますが、長い場合は鬱陶しくなってきたりするので
  • 多めの水を買っておく
    • 手術前の動ける間に多めの水を買っておくと、毎回500ml のペットボトルを買わなくてよいので、経済的です。