サービスはできましたが、例えば友人に使ってもらう際に「13.45.215.119にアクセスして~」なんてのはちょっとカッコ悪いです
ドメイン取得等が初めてだったので、記録を残します。
状況:
やりたいこと:
- ドメインを取得し、数字の羅列ではなく文字のURLを用いてサービスにアクセスできるようにする
やり方はいろいろ調べて、最終的にやったのは以下です。
- ムームードメインで独自ドメインを取得(whois情報公開代行サービスの登録)
- GCPのCloud DNSにURLと外部IPアドレスを登録。ネームサーバーを把握
- ムームードメインから取得したドメインとネームサーバーを紐づけ
これで、アクセスが 「ムームードメインの取得したドメイン名」→「紐づけられたネームサーバー」→「紐づけられたインスタンス」 という流れで自分のサービスまでとどきます。
ムームードメインで独自ドメインを取得
ドメインはお金を払えば簡単に取得できました。
料金は名前にこだわりがなければ100円いかないくらいです。
実際の動作はHPで指示に沿うだけです。
ムームードメインを選んだ理由
whois情報公開代行サービスが一緒についてくること、 メジャーなところ、です。
それ以上でも以下でもなく、決め手とかは特になかったです。
whois情報公開代行サービスの登録
ドメイン名取得する際に住所や名前等を書く必要があり、これがネット上で誰でも見れる状態になるようです(whois情報公開という)。
会社だったら必要ないですが、さすがに個人で「少し試したい」ぐらいで個人情報を世界にオープンにするのは厳しいものがあります。
そこで情報開示を代行してくれるサービスがあり、多くの人がこれを利用しています。
ムームードメイン含め、いくつかのサービスが情報公開代行サービスをドメイン取得とセットで提供しています。
検討したこと1
最初はお名前ドットコムを使おうとしましたが、 whois情報公開代行サービス有料っぽかった*1
どのみち同じ会社です。
検討したこと2
無料のドメインもあるという話*2も見つけましたが、うまくいかなかったです。
有料のサービスも年間100円とかで使えるので、特にこだわらなかったです。
DNSにURLと外部IPアドレスを登録
ドメイン名取得の手続きの中で、 ムームードメイン関連会社*3以外のサービスのサーバーを使用する場合は、 そのサーバーのネームサーバーを入力してくださいと言われました。
それなんぞや?というと、要は、他社さんのサービスに投げるから投げるさき教えてってことですね。
私はGCPのサーバーを使ってることになるので、 GCPのネームサーバーをムームードメイン側に教えてあげる必要があります。
GCPの自分ページから「ネットワークサービス」>「Cloud DNS」と進みます。
Cloud DNSのページで、ゾーンを作ります。
自動で二つほどレコードができていて、その「データ」のとこに書いてあるのがネームサーバーです。 私の場合は4つありました。
また、ここで「レコードセットを追加」を押し、タイプA、インスタンスの外部IPを入力します。
外部IPは固定されている(静的)ことを確認してください。 詳しくは以下などを参照
Google Cloud Platform (GCP) で独自ドメインを設定する - Qiita
ドメインとネームサーバーを紐づけ
ムームードメイン側で、うえで取得した4つのネームサーバーを登録します。
その他
余談ですが、ドメイン登録の際、背景半分黒くなったり/がちゃがちゃしてました。レンダリングのミスだとは思いますが、原因はわかりません。不安です。