MCP: Anthropicが提案するデータソース連携の新規格
Anthropicが発表したModel Context Protocol (MCP)をご存知でしょうか?これはデータソース連携のための新しい規格で、開発者コミュニティで注目を集めています
Anthropicのこの動きは、開発者のマインドシェアを獲得しようとする戦略の一環と見られます。MCPが今後どの程度標準化されるかは未知数ですが、すでにコミュニティによる実装が増えてきており、非常に興味深い動向です。
私自身もMCPを活用したアイデアがあるため、クイックスタートガイドに従ってサーバーを構築してみることにしました。ただし、急速な発展のためか、ドキュメントと実際の手順に若干の相違点がありましたので、それらも含めてここにメモしておきます。
For Server Developers - Model Context Protocol
ちなみに、 ClassMethod さんからもブログ記事が出ているのですが、記事の内容と link が異なっており、察するに quick-start の内容が update されたのだと思います。
Model Context Protocol のクイックスタートをやってみた | DevelopersIO
ドキュメントとの相違点
基本的にはドキュメントに沿って実装を進めますが、以下の点に注意が必要です:
- サーバー起動コマンドの補足:
ドキュメントの実装だけでは不十分で、以下のコードを末尾に追加する必要があります。
if __name__ == "__main__":
asyncio.run(mcp.run())
- クイックスタート完了時のコード:
ドキュメントにリンクされているコードは、実際のクイックスタートの実装とかなり異なります。混乱を避けるためには、最初からGitHubのコードを参照しながら実装するのが良いでしょう。
- インストールコマンドの修正:
uv add mcp\[cli\] httpx
Claude Desktopを使わない代替方法
MCPのクイックスタートではClaude Desktopを用いた動作確認方法が多く紹介されていますが、Claude Desktopを使用していない場合の代替方法として、MCP Inspectorを紹介します。 MCP Inspectorの使用方法:
- 以下のコマンドを実行し、http://localhost:5173/を開きます。
npx @modelcontextprotocol/inspector
- インターフェース上でコマンドを入力すると、MCPサーバーが起動し、必要な接続が行われます。

- クイックスタートで実装したツールを一覧表示し、各ツールを実行することができます。

おわりに
本記事では、MCPクイックスタートの補足情報と、MCP Inspectorの簡単な使用方法を紹介しました。MCPの発展は目覚ましく、今後の動向が非常に楽しみです。